先週末、社員旅行に行ってきました。
社員旅行と言っても、観光目的ではなく「社員研修」のための旅行です。
社員旅行は前回出雲に行って以来実に5年ぶり。
なので、今回が初の社員旅行という社員も多数でした。
行き先は栃木県の那須市。
東京から新幹線で1時間ほどです。
那須に着くと東京よりもかなり気温が低く、雪がちらちらと舞っていました。
13時~18時まで実に5時間に渡ってみっちり研修を行いました。
その様子をちょっとだけご紹介します。
まず、20名ほどの社員を6つの班に分けます。
分け方が面白くて、ちょうど管理職の役員が6人いたので、その6人がリーダーとなり、社員が社歴が長い順番に誰の班に入りたいか入札していくドラフト方式。
この班分けだけでも結構盛り上がりました。
その後、社長から約30程に渡って、サンクチュアリ出版のクレド(行動指針)についての説明。
重版率で業界NO1を目指す、ミリオンヒットを目指す、など会社の目標についての説明がありました。
その後、副社長金子に司会役をバトンタッチしてワークタイム。
まずはアイスブレーキングをやりました。
お題は「サンクチュアリ出版が5年後に潰れるとしたら何が原因だと思うか?」
これは、「覚悟の磨き方」著者の池田貴将さんおすすめのワークの方法で
「どうすれば上手くいくか?」という質問でなかなかアイデアが出ないときには「○年後にダメになっているとしたら何が原因だと思うか?」と逆算するといいアイデアが出るんだそうす。
我チームからは
「大手書店が潰れる」
「会社が分裂して2つに分かれる」
「出版にもう飽きてしまった」
などのアイデアが出ました。
その後は、「サンクチュアリ出版らしさとは何か?」について探るワーク。
それぞれが思う「こういうところがサンクチュアリ出版らしさだと思う」点を1人10個ずつ挙げ、班で共有します。
「アナログで手間をかけるところ」
「最新の書店訪問ツールを独自に開発しているところ」
「お金のかけどころが独特」
「普通を嫌う」
「本作りが本当に大好き」
などの意見が出ました。
その後は、個人が抱えている業務を30個リストアップして、その業務を「サンクチュアリ出版らしい業務」と「らしくない業務」に仕分けし、らしくない業務があるとしたら、どうすればその業務が「サンクチュアリ出版らしい業務に変わるか?」についてブレストを行いました。
例えば、電話を受けるとか、宅急便を受取る、というようなルーチンワークだったとしても、そこに「やっぱりサンクチュアリ出版らしいよね」とか「サンクチュアリ出版すごいね」と言われるようなハックを入れていきたい、という話が出ました。
こんな感じで、5時間のワークを終えての感想。
新しく入ってきた人たちに、うちの会社の考え方とか雰囲気を共有してもらう、という意味もあったと思いますが、逆に私のように長く中にいるほど「サンクチュアリ出版らしさ」って客観的に見ることが難しくなっている気がします。
自分の「自分らしさ」が自分ではよくわからないのと同じこと。
だからこそ、今回改めて、ちょっと客観的に「自分たちの会社らしさって何か?」を全社員で共有できたことは、なかなか意義のあることだったんではないかなと思いました。
また来年も社員旅行行けると良いな!
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