ママは子育てにおいて演出家になる必要がある

こんにちは。サンクチュアリ出版 ミーハー担当の岩田です。

現在、2児の子育て中なのですが、今回はちょっと子育てについて書いてみようと思います。

タイトルの通りなのですが、ママは子育てにおいて演出家になる必要があるなと最近感じています。子どもを産む前は、正直子どもなんてほっとけば大きくなるんだろう、なんて思っていました。すみません、それは大きな間違いでした。

まあ、中にはそのような子育てをしている人もいるのかもしれませんが、やはり子どもをまともな人間に育てようと思うとそれなりに手間がかかります。

それは何も、塾に通わせるとか特別な英才教育を施すということではありません。


私がそれを特に感じるのは「遊び」の場面です。

例えば、子どもを公園の砂場に連れていったとしましょう。

放っておけば、子どもはただ砂をまぜしたり、せいぜい穴をほったり山を作るくらいの遊びしかできません。ここでママが演出家になる必要があります。

例えば、山を作った後に、ここにトンネルを作ろう、とか枝を拾ってきて山に挿して緑を植えてみよう、とか道路を作ってみようとか、後はプリンの空きカップを持っていて、ケーキを作ってみよう、などの発展性のある遊び。こういうちょっとした遊びのリードを入れてあげると、子どもたちの目をたちまちキラキラと輝き出します。

小学生くらいになれば、自分たちだけでこのような遊びができるのかもしれませんが、3歳とか4歳くらいの幼児ではどうしても単調な遊びになってしまいがちです。


以前、いつものように公園の砂場に遊びに行った時のことです。

砂場に男の子がいたのですが砂場道具を使って1人で遊んでいました。

親は?というと、砂場の柵の外で子どもを見守っており(とてもきれいな身なりをしたお母さんでしたので、砂で服を汚したくないようでした)、時折「道具は使うものだけ袋から出しなさい」などの注意を外から与えています。

私が気になったのは、その子が実につまらなそうに遊んでいた点です。

道具を使ってただ砂をいじり回しているだけでちっとも楽しそうじゃないのです。

そこに、2人の別の子どもたちがやって、男の子に「一緒に遊ぼう」と誘いました。

男の子は返事をしません。

その子のお母さんは、「○○、どうするの?遊ぶの?遊ばないの?」と声を掛けました。

男の子は「遊ばない…」と小さな声で返事をし、誘った子たちは別の場所に行ってしまいました。


私はそれを見て、もったいないなあと思いました。

私が親だったら、子どもたちが一緒に仲良く遊べるように親のほうから「じゃあ皆で遊ぼう」と働きかけると思います。やっぱり、子どもは子ども同士で遊んだほうが断然楽しいですから。

その男の子は、普段からこんな調子で1人で遊んでおり、砂場での遊び方やお友達との遊び方を知らないのかなと思いました。大きなお節介だとは思いますが、その子の先行きがとても心配になりました。


また、雨の日なんかもママの腕の見せ所。

雨の日は外に遊びに行けないので家の中で過ごすことになりますが、DVDを見るとかおもちゃで遊ぶだけでは子どもたちはすぐに飽きてしまいます。


そこで、例えばいらない新聞紙を出してきて、ビリビリ破いたり丸めてボールにして遊ぶ、とか、布団を高く積み上げて滑り台にして遊ぶ、とか、部屋中に毛糸を張り巡らせて、その間をくぐったり乗り越えたりして遊ぶ、など、子どもたちが体を使って遊べるような演出をしてあげる必要があります。

この前は思いついて、皆でホットケーキ作りをしました。

子どもたちに生地を混ぜてもらい、目の前でホットプレートで焼いてあげたところ大喜びで食べていました。


こんなふうに、子どもたちとの遊びを色々工夫することは、ママ自身が育児を楽しむことにもつながっていく気がします。子どもたちの目をいかに「キラキラ」にさせてあげられるか?が私にとっては子育てのやりがいにもなっています。

子育てを楽しむ方法=ママが演出家になること。

これはきっと、子育てだけではなくてどんな場面でも当てはまるような気がします。

さて、今週末は何をして過ごそうかな。



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